妊娠10ヶ月(妊娠36週〜)に入り、いよいよ妊娠生活も終盤です。子宮が収縮しているため腹部に張りを感じることが多くなります。
■出産に向けて体の準備が整います
胸や胃の圧迫感が無くなり同時に動悸や息切れも少なくなります。赤ちゃんが子宮口の方へ下がってくるので、下腹がふくらんだ感じになります。不規則におなかが張り、痛んだりする回数が増えます。
赤ちゃんの動きが静かになります。おしっこの回数が増えます。残尿感がある場合もあります。便秘腰や恥骨の辺りに痛みを感じたりします。太ももの付け根がひっぱられる感じがします。体重が安定し、増えなくなります。
■陣痛の合図があったら産院に連絡を
陣痛があったからといってすぐに生まれるわけではありません。初産の場合、たいてい10分間隔の陣痛から子宮口が全開するまでには12〜16時間もあるのです。落ち着いて準備しましょう。
まず第一に陣痛の間隔を測ります。そして病院に連絡し、妊娠週数と陣痛の間隔を告げ指示を仰ぎます。夫や実家にも連絡を入れましょう。
■お産のサイン
出産を知らせるサインは「おしるし」と呼ばれる血液分泌物が排出されること、「陣痛」、そして「破水」の3点です。
陣痛は、まず前駆陣痛と呼ばれる生理痛のような痛みがあります。これは本格的な陣痛になる前のウォーミングアップです。破水は羊水が流れ出てくるもので、陣痛がピークに達した頃に起きます。ただし、前期破水といって陣痛がくる前に破水することもあります。その場合、おしっこをもらしたように下着が濡れるのですぐ分かります。
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妊娠10カ月(36週〜)頃の子宮の大きさ
子宮底長:33cm
みぞおちの上まで上がっていた子宮が下がってくるので、胃や心臓への圧迫がなくなり楽になってきます。おりものの量が増え、子宮口や膣が柔らかくなります。体は着々と出産への準備をしています。
■妊娠10ヶ月(妊娠36週〜)の管理人の様子
37週の検診で、赤ちゃんはちゃんと成長しているけど、やっぱり小さめだからもう正期産に入ってるし、このまま入院しちゃおうかという話になり、念のため入院&出産グッズも持っていっていたので、そのまま入院になりました。
また入院!と思いましたが、今度は元気な赤ちゃんを産むための入院だと思ったらワクワクでした(笑)ただ、妊娠9ヶ月(妊娠32週〜35週)でもお話した通り、私は食べる量が少なすぎだったので、病院食を全部食べる事が課題でした。あとはもういつ産まれても大丈夫な週数に入っているからのんびりと穏やかに過ごすこと。
このまま赤ちゃんも順調に大きくなって、お産が進まなかったら退院してたくさん歩こう!と言われていたのですが、37週5日の朝から張りが頻繁になり(痛みは全くなかったけど)モニターの結果を見た先生が慌てて内診しようと。その結果、赤ちゃんは2400グラム位まで成長していたけど、胎盤の機能も落ちかけていたし、子宮口も1cm開いていたし、月曜日に誘発剤を使って出産しようかという話になりました。(その日は金曜日)
まだ2〜3週間先だと思っていたお産がいきなり目前になり、慌てて旦那や両親、義両親に連絡をしました。朝からの張りがいつまでたっても治まらず、夜中中ずっとモニターをつけたまま陣痛室にいました。最初先生や助産士さんは前駆陣痛だと思っていたのですが、明け方になっても収まらないので、これは本陣痛だと言われました。
全く痛みがなかったので、これが陣痛!?と思いました。もう痛いでしょ、痛みに強いねと色々な助産士さんに言われましたが、全然痛くなかったんです(笑)結局内診してもらっているうちに破水してそこから強烈な痛みがやってきて、その3時間後位には産まれてしまいました!たまたまその日は土曜日で旦那も母親もお休みだったので、結局全てが整っている状態で出産することが出来ました。
詳しくは出産のページで私の出産体験談を書こうと思います♪