妊娠6カ月(20〜23週)は妊娠生活の折り返し地点です。とはいっても、あと100日くらいの長い妊娠生活が待っています。
■足がつる
妊娠中期の終わりから最後の1カ月ごろにかけて、ふくらはぎにこむらがえりを起こしやすくなる人がふえます。原因はしばしば、カルシウムやリン、マグネシウム、カリウムなどの体内バランスが崩れたせいだと言われています。
さらに補足しなければいけないこととして、おなかが大きくなったためにあなたの足への血管が圧迫され、血流が減少したこともあげられます。
こむらがえりを予防する、または減らす方法としては、昼の間はサポートストッキングをはく、長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしを防ぐ、寝る前にふくらはぎを伸ばす簡単なストレッチをする、夫にマッサージをしてもらう、足を高くして寝る、左側を上にした横向きの姿勢で寝る、などがあります。
妊婦さんのつらい足のむくみ対策に☆「寝ながらメディキュット ロングタイプ Mサイズ」
■尿漏れ
くしゃみをしたり、大笑いをしたり、腹筋を使ったりすると、ちょっとおしっこがもれてしまう、ということがあるかもしれません。膀胱の下方の筋肉は弱くなっていて、さらに大きくなった子宮が膀胱を圧迫することによって、くしゃみなどの刺激で尿がもれてしまうのです。
心配することはありません。妊娠が終われば、徐々に元に戻ります。またエクササイズも、筋力をアップするのに効果的です。
■体重の増加
妊娠6カ月(20〜23週)は、十月十日の中で最も「太りやすい時期」といわれています。この時期は体調がいい人も多く、つい食欲に任せて食べ過ぎてしまうからだそうです。スナック菓子やインスタント食品は避け、なおかつ糖分と脂質を抑えたバランスのいい食事を心がけましょう。むくみやすい時期でもあるので、塩分は控えめに。
また、体全体の血液量が30〜40%ほど増えるので、貧血防止に鉄分を普段の1.5倍ほど摂るといいそうです。ほうれん草やひじき、レバーなど鉄分を多く含む食材を積極的に食べましょう。
さらに、軽い運動を加えれば、より健康的な妊娠生活を送ることができます。なお、この時期はウォーキングや水泳などの有酸素運動がオススメですが、いずれも医師の許可を得てから始めるようにしてください。
妊娠6カ月(20〜23週)頃の子宮の大きさ
大人の頭よりひと回り大きいぐらい
23週になると子宮底の長さは21cmくらいになり、下腹部はますます大きくなります。
■妊娠6ヶ月(妊娠20〜23週)の管理人の様子
妊娠20週の時、お腹が20分に1回くらい張るようになってしまい、急遽診察してもらいました。内診をしてもらった所、子宮頚官が短くなってきているので、「切迫流産」と診断されました。
しばらくは仕事も休んで自宅てしばらく安静をするようにと…。実家に戻って張り止めを飲みながら安静にしていましたが、張りは収まらず、23週で「切迫早産」の診断で入院することになり24時間点滴。順調に来ていたのにまさかの入院!このときは不安で涙が止まりませんでした。
でも大部屋で全員切迫で入院している人だったので、とても励まされました。更においしい食事に楽しいおしゃべり、点滴で頭が洗えなかったのでエステティシャンの方にシャンプーしてもらうなど、かなり快適な入院生活になったのでした(笑)
ただ、仕事は9ヶ月まで働く予定で産休の準備は何もしていなかったし、かなり迷惑をかけてしまいました。入院中は出産したママさんより妊婦さんの方がたくさん入院していたので、かなり身近なことなんだとそのとき初めて実感しました。