妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)に入り、いよいよ妊娠生活も終盤です。子宮が収縮しているため腹部に張りを感じることが多くなります。
■出産に向けて体が変化する
大きなおなかを抱える大変さをいちばん感じるのが9ヶ月です。妊娠35週頃に子宮底はもっとも高くなり、みぞおちのあたりまで達します。心臓や肺も圧迫されるため、動悸や息切れがひどくなったり、胃のむかつきもピークを迎えます。
膀胱も圧迫されるので、トイレの回数が増えると思います。出産の準備も始まり、膣や子宮口が柔らかくなってきます。そのため、おりものがさらに増えたり、外陰部に腫れぼったい圧迫感を感じることがあります。
血液循環量がさらに増えるため、むくみで夕方になると靴がきつくなったり、足首が太くなります。
■出産準備
臨月に入ってから買い物に行くのは、なかなか大変です。9カ月までに、出産後すぐに必要なものはそろえておくようにしましょう。
ネットショッピングでもたいていのものは買えます。安静などでお店に行けない妊婦さんは通販をうまく利用するといいでしょう。
■胃もたれ、動悸・息切れ
子宮がみぞおちのあたりまで届いてきますから、胃や肺を上にもちあげ、心臓を圧迫するようになります。このため、胃がもたれたり、動悸や息切れなどの症状が強くなります。
胃が子宮に押されると1回に食べられる量が減ります。過食をしないように、1回の食事量を抑えてくれる胃からのサインと受け止めましょう。食事量が減った分、すぐにおなかがすきます。お菓子などの間食が欲しくなりますが、これはガマン。1日の食事量を6回ぐらいに分けて食べる「小分け食い」にするのがコツです。
このころには、血液の循環量が妊娠前より30%以上多くなって心臓への負担が大きくなるだけでなく、肺や腎臓などすべての内臓への負担がピークに達してきます。軽い動悸や息切れはほとんどのママが経験しますが、心配な時は早めに医師に相談しましょう。
妊娠9カ月(32〜35週)頃の子宮の大きさ
子宮底長:30cm
子宮がみぞおちのあたりまでせり上がります。おなかが張ったり硬くなることが多くなります。
■妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)の管理人の様子
妊娠9ヶ月、妊娠34週になったら安静も解除!スーパーに行くくらいなら外出もOKと言われていたのに、また問題が…!赤ちゃんがちょっとちっちゃめということで、あと2週間さらに自宅でのんびり過ごすように言われてしまいました。
どうやら私の赤ちゃん、お腹周りがお痩せさんということで体重が少なかったみたいです。他には問題がなく、ただのお痩せさんということでとりあえずは安心しましたが、小さいと赤ちゃんの体力もなく最悪の場合は帝王切開になることもあると知り、のんびり過ごして体重を増やすことになりました。
実は私、妊娠中期まではつわりに苦しみ、後期からは圧迫が激しく3食栄養バランスよく食べていたつもりですが、食べる量がかなり少なかったみたいです。もともと小食なので自分ではあまり気にしていませんでしたが、助産士さんにもっとたくさん食べるように注意されました。妊娠9ヶ月になっても体重が1.5キロ位しか増やせていなかったんですよね(汗)なので頑張ってたくさん食べてよく寝るという生活を頑張りました。