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流産
流産の確率は15%程度と言われ、100人の妊婦さんがいたら12〜20人くらいの人が流産してしまいます。原因のほとんどは染色体異常などの避けられないものであり、決してママが「あの時無理をしたから」ではありません。
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流産というのは、赤ちゃんを授かりたい人たちにとっては、言葉では言い尽くせない悲しみであり、辛い出来事。中には、流産を繰返す人もいて、その度に自分を責め、心に重くのしかかってくるケースも。
しかし最近では、流産の原因究明なども医学的に進歩して、これまで流産は原因不明というケースが多かったのですが、流産に対する治療、ケアというものも確立されつつあるので、赤ちゃんを授かることを諦めないで済むことも増えています。
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■流産の原因
妊娠初期の流産の原因は赤ちゃん側に問題があって、うまく育たなかったものが多いと言われています。残念なことですが、これは防ぎようなないものです。割合として一番多いのが赤ちゃん側の原因です。染色体の異常により、もともと育たない受精卵だったという事になります。
妊娠12週までの初期の流産の場合、原因のほとんどは染色体異常などによって、それ以上大きくなれなかったケースがほとんどです。つまり、赤ちゃんが持って生まれた異常が原因なのです。しかも、その「異常」も、べつにママが引き起こした異常ではなく、自然界に一定の確率で起こる「異常」です。ママの責任ではありません。
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しかし、中期以降の流産は、母体側に原因があることが多いです。例えば、子宮筋腫や頚管(けいかん)無力症のような疾患、転倒などの事故、過労やストレスなどです。でも、これらはある程度、未然に防ぐことのできるもの。気をつけることで防げるのなら、それを最優先にしたいものです。
■流産の種類
進行流産
規則的な強い腹痛と、大量の出血があります。胎のうは小さくなり変形します。子宮頚管が開いてしまって、心拍や胎児はまず確認できません。
進行が確定した後に、子宮内に残っている組織を取り除く手術(子宮内容除去術)をします。進行している状態が完全流産に移行して、赤ちゃんや胎のうなどが完全に娩出されたときは手術の必要なありません。
稽留流産
進行流産と違って、出血や腹痛などの自覚症状がないのが稽留流産の特徴です。胎のうの大きさは正常、もしくは少し小さめで、子宮頚管は普通は閉じています。
赤ちゃんは死んでしまっているのに、その付属物の絨毛や胎のうが少しの間は成長することがあります。そのため病院でも、経過を慎重に診ていくことになります。
胎児(胎芽)が現れる時期に(妊娠6〜7週)になっても「胎児が確認できない」、あるいは「胎児は確認できたが心拍が確認できない」、「1度は確認できた心拍がその後止まってしまった」などがあります。
不全流産と同じように稽留流産が確定したら、子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術(子宮内容除去術)が必要になります。
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完全流産
強い下腹部の痛みと大量の出血をともなった進行流産後の状態。赤ちゃんと付属の組織はすべて、子宮からはがれてしまって血のかたまりとなって子宮外に流れてしまいます。子宮はかたく小さくなり子宮頚管は閉じ始め、心拍や赤ちゃんはもちろん、胎のうも確認できません。
医師によって治療方法が少し違うようです。手術しないことも多く、薬だけを処方される場合もあります。また進行流産中でも、完全流産になるまで様子を見る事もあります。
不全流産
陣痛のように強くなったり弱くなったりする痛みが続き、大量の出血があり子宮頚管は開いています。胎のうが変形して、赤ちゃんや付属組織が血のかたまりとなって流れています。心拍や胎児は確認できません。
子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術(子宮内容除去術)が必要になります。放置しておくと感染症を起こす可能性があるので、掻爬(そうは)という子宮内の組織をかき出す治療を受けます。
後期(中期)流産
妊娠12週以降22週未満の流産のことを中期流産と言います。妊娠12週未満の流産を初期流産といい、逆に妊娠22週以降は流産ではなく死産と定義されます。
流産が起こる1番の原因は染色体異常で、そのほとんど(90%程度)は初期流産(妊娠12週未満)に起こります。中期流産の確率は全体でも5〜10%程度ですが、その分ショックはとても大きくなってしまいます。
中期流産は初期流産に比べて、ママ側に原因があることも多いようです。健診で原因がわかっていれば、治療で予防できる可能性があります。またママ側の原因には習慣流産を引き起こすものがあるので、早めの発見と治療が必要になります。
■流産の原因
1回流産をした人が次の妊娠で流産する確率は約12%、2回流産した人の流産率は約20%と言われています。
一度流産をすると「また流産するのではないか」と思ってしまいますが、流産経験者の流産率は、2回までならたいして上昇しません。2回繰り返したとしても、「単に偶然が重なっただけ」の可能性が高いといえます。どうしても心配、という方は検査をしてもいいのですが、普通は、安心して次の赤ちゃんを考えてかまいません。
次の妊娠は、大事を取って「生理が2〜3度来てから」とよく言われます。でも、通常は1回生理が来ていれば大丈夫です。
しかし、3回以上続けて流産すると「習慣流産」と言い、次の妊娠で流産する率は40〜60%になってしまいます。3回連続して流産が起きる確率はわずか0.3%くらいのものですが、もしそうなったら、検査や治療をした方がいいと思います。
全妊娠の約15%も流産する確率があるんです。そのほとんどが妊娠初期に起こっています。
流産
案外経験者が多いと思います。私も切迫流産を経験しました。私の切迫流産体験談も書いています。
切迫流産
妊娠22週以降に早産しそうなことを言います。これも私は経験しました。
切迫早産
妊娠中期以降に、陣痛(子宮収縮)を伴うことなく、この子宮頚管が開き子宮口が開いてしまう病気です。
子宮頚管無力症
妊娠22週〜 36週で出産することを言います。全出産の5%ほどで起こると言われています。
早産
つわりの症状が悪化して、日常生活を送れない程の病的な状態を言います。全妊婦さんの1%程度で起こると言われています。
妊娠悪阻
妊娠中に出血するとビックリしますよね。なぜ出血するのか、どうしたらよいのかを妊娠週数を追って考えてみましょう。
出血
赤ちゃんがママのお腹の中で、なかなか大きくならない状態です。私も経験しました。子宮内胎児発育遅延体験談も書きます。
子宮内胎児発育遅延
胎盤の位置が通常よりも低く、胎盤が子宮の入り口に被さり、ふたをしてしまっていることを前置胎盤といいます。
前置胎盤
症状が出やすいのは妊娠8ヶ月以降の後期で、約1割程度の妊婦さんが発症します。
高血圧症候群(妊娠中毒症)
出産時までに逆子が直らない人は5%程度と少数です。ほとんどの人は出産のときには逆子は直っているんですよ。
逆子
出産時までに逆子が直らない人は5%程度と少数です。ほとんどの人は出産のときには逆子は直っているんですよ。
妊娠糖尿病
胎児を包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が外へ流れ出ることを言います。陣痛より先に破水する場合を前期破水といいます。
破水
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