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切迫早産
妊娠22週から36週の間に、赤ちゃんが生まれることを「早産」といい、「切迫早産」はその手前の状態。多胎妊娠や妊娠中毒症、子宮筋腫などの合併症、感染症などの原因が考えられます。出血やおなかの張り、痛みなどの兆候がある場合は、急いで病院へ。適切な処置を施すことで、早産をくい止めることができます。
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■切迫早産の原因
切迫早産にはいろいろな原因があります。例えば、双子や三つ子など、一人以上の胎児がお腹の中に入っている場合には、早産する場合が多いようです。
また、母体に原因がある場合も多いようです。例えば、子宮頚管不全症や子宮筋腫など、子宮に原因がある場合もありますし、妊娠中毒症などにかかってしまっても切迫早産を引き起こしてしまいます。
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その他にも、お母さんが仕事をしている場合などには、肉体的な疲労や精神的なストレスなどによっても、切迫早産を引き起こす場合があります。高齢出産なども、切迫早産が多く見られるようです。
切迫早産を避けるためには、疲れすぎないように注意する事と、十分な睡眠や休息を取って体を休める事が必要です。
■切迫流産の症状
切迫早産には、どのような症状があるのでしょうか。切迫早産の初期症状には、まるで出産が始まるかのように、陣痛が始まったり、不正出血があったり、“おしるし”と呼ばれるような粘性分泌物が増えたりします。
この段階で、異常に気づいてすぐに産婦人科の医師に診せる事が、切迫早産から早産に進まないためにとても大切な事です。
しかし、切迫早産の初期症状は、注意していないと見逃してしまう場合も多いようです。また、出血などがあっても、すぐに止まったりすると、あまり気にかけずに過ごしてしまう事も多いようですね。
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切迫早産の症状が進行すると、どうなるのでしょうか。切迫早産は、『早産しそうな状態』ですから、切迫早産が進行すると、症状も出産の準備をしているような状態になります。中には、定期的な陣痛が来たり、破水が起きたりする場合もあります。この場合には、入院して早産を止める治療が行われます。
しかし、破水してしまった場合には、胎児が感染症にかかってしまうリスクを伴うため、リスクを承知で早産する場合が多いようです。病院の妊婦検診で『切迫早産』と診断されれば、家事などはせずに安静に横になっているように指示されます。
しかし、子供がいたりすると、ずっと安静にしているのも難しいものです。また、家の中ではどうしてもじっとしていられずに家事をしてしまったりします。そのため、家庭の状況などを見て、入院治療を行う場合も多いようです。最大の努力をして、早産を防ぐ事が大切です。
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■切迫早産の治療法
早産の中でも何週で胎児が出生するかによって、新生児の予後に差が出てきます。妊娠34週の早産児と妊娠28週の早産児では出生後の合併症などの発生率も明らかに違います。母体や胎児の状況が許せば、妊娠週数は少しでも延長したいものです。
しかしながら母体の状態や胎児の状態によっては妊娠継続することがマイナスとなることもあります。その場合は治療を中止して、無事に出生させることが第一となります。
基本は安静と子宮収縮抑制剤の投与です。自宅安静が必要と判断されたときは基本的には外出は控えて家の中のことだけを行うことになります。同時に内服の子宮収縮抑制剤(ウテメリンなど)を処方されることが多いですね。
外来レベルでの治療で症状が増悪する場合(子宮頚管長がさらに短縮したり、子宮口が開いてきた場合)は入院管理が必要となります。入院管理の最大の利点は安静度をあげることができる、点滴による子宮収縮剤を投与することができる、ことです。
週数の早い時期に入院となると、入院期間が長期化することも多々あります。 CAMが原因で切迫早産症状が出ているときには抗生剤の投与が行われることもあります。
■管理人の切迫早産体験談
私は妊娠20週の時切迫流産と診断され、そのまま妊娠22週になり切迫早産という病名に変わりました。そして妊娠22週の検診で子宮頸管が25ミリになってしまい入院安静となりました。
最初は赤ちゃんをちゃんと産んであげられないかもしれないという思いで涙が止まりませんでした。最初の数日間はご飯もまともに食べれませんでした。そもそも入院が初めてのことだったし、心細くて・・・。
でも数日後大部屋が開いたので移りました。3人部屋だったのですが、みんな切迫早産で入院している方たちだったので励ましてもらえました。そもそも入院している方が自宅安静よりも精神的に安心なのです。点滴が一週間ではずれ、その一週間後に退院しました。むしろ退院してからの方が不安でしたね。
全妊娠の約15%も流産する確率があるんです。そのほとんどが妊娠初期に起こっています。
流産
案外経験者が多いと思います。私も切迫流産を経験しました。私の切迫流産体験談も書いています。
切迫流産
妊娠22週以降に早産しそうなことを言います。これも私は経験しました。
切迫早産
妊娠中期以降に、陣痛(子宮収縮)を伴うことなく、この子宮頚管が開き子宮口が開いてしまう病気です。
子宮頚管無力症
妊娠22週〜 36週で出産することを言います。全出産の5%ほどで起こると言われています。
早産
つわりの症状が悪化して、日常生活を送れない程の病的な状態を言います。全妊婦さんの1%程度で起こると言われています。
妊娠悪阻
妊娠中に出血するとビックリしますよね。なぜ出血するのか、どうしたらよいのかを妊娠週数を追って考えてみましょう。
出血
赤ちゃんがママのお腹の中で、なかなか大きくならない状態です。私も経験しました。子宮内胎児発育遅延体験談も書きます。
子宮内胎児発育遅延
胎盤の位置が通常よりも低く、胎盤が子宮の入り口に被さり、ふたをしてしまっていることを前置胎盤といいます。
前置胎盤
症状が出やすいのは妊娠8ヶ月以降の後期で、約1割程度の妊婦さんが発症します。
高血圧症候群(妊娠中毒症)
出産時までに逆子が直らない人は5%程度と少数です。ほとんどの人は出産のときには逆子は直っているんですよ。
逆子
出産時までに逆子が直らない人は5%程度と少数です。ほとんどの人は出産のときには逆子は直っているんですよ。
妊娠糖尿病
胎児を包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が外へ流れ出ることを言います。陣痛より先に破水する場合を前期破水といいます。
破水
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