妊娠について>妊娠中のトラブル > 妊娠糖尿病
妊娠糖尿病は、それまで健常だったものが、妊娠中に糖尿病を発症した場合を言います。元々糖尿病だった女性が妊娠した場合は、妊娠糖尿病とは呼ばず、糖尿病合併妊娠と呼びます。
お腹に赤ちゃんがいますので心配になりますが、医師の指導のもと、出産に向けて糖尿病をコントロールしていかなければいけません。
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■妊娠糖尿病がおこる原因
妊娠することでブドウ糖の代謝に異常が生じて発症するのを妊娠糖尿病呼びます。妊娠することにより、糖尿病を発症しやすい原因もありますので、健康管理が必要です。
妊娠をすると、卵巣からではなく、胎盤からエストロゲンやプロゲステロン、ヒト胎盤ラクトゲンが作られるようになり、これらが増えることでインスリンの作用も少なくなってしまうのです。
また、母体から胎児にブドウ糖を送るために、その分母体のブドウ糖が不足することになります。その不足した分を補うために、脂肪の代謝が活発になります。その結果として、体が飢餓状態になり、妊娠糖尿病が起きやすくなるのです。
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タンパク分解酵素が胎盤で作られ、母体からのインスリンが分解されることも妊娠糖尿病が起こりやすい原因の1つです。
このように、妊娠すると様々な変化が体に起こり、ホルモンと代謝の変化も起こりますので、インスリン抵抗性の状態を作ってしまうことにもなるのです。その多くは体質的なものもあると考えられているので、身内に糖尿病の人がいるのであれば、遺伝的なものとして妊娠糖尿病にもなりやすいということが言えますので、特に気をつけていなければいけません。
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■妊娠糖尿病の症状の現れ方
妊娠中に血糖値が高い場合には、母体のみでなく、胎児にもさまざまな影響が出てきます。母体では早産、妊娠中毒症(にんしんちゅうどくしょう)、羊水過多症(ようすいかたしょう)、尿路感染症が、胎児には巨大児、新生児の低血糖が起きやすく、子宮内で胎児が死亡することもあります。
さらに、妊娠前から血糖値が高かった可能性の高い場合には、流産しやすく、また生まれてきた子どもが先天異常を合併していることもあります。
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■妊娠糖尿病の治療法
妊娠糖尿病(妊娠性糖尿病)は妊娠中に起こる病気であり、出産後には自然に治ることも多い病気です。しかし、出産の後にもこの症状が続くようでしたら放っておくといけませんので適切な治療が必要です。また、妊娠中でも出産にいろいろな弊害が出てきますので、早期に治療しておきましょう。
妊娠糖尿病と診断されたら、主な治療法は食事による治療と運動による治療、そして薬による血糖値のコントロールです。まずは食事からですが、糖分のとりすぎなどで高血糖の状態になっていますので、甘いものを食べるのは控えましょう。そして、できるだけ和食などのカロリーの少ない食事を心がけて、栄養バランスが偏らないように注意します。
普通の糖尿病と同じように、血糖値が上がらないように気をつけながら生活するという点ではあまり変わりありません。決められた1日の摂取カロリーを正しく守って、決められた範囲を超えないことを守っていきます。
■妊娠糖尿病の治療と食事療法
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妊娠糖尿病と診断されて一番最初に取り掛かる治療法が、食事療法です。症状によってその制限は異なりますが、基本的には食べ過ぎないことやカロリーの高いもの、甘いものをあまり食べないこと、塩分を控えるなど基本的には妊娠中によく言われる食事制限と同じです。
妊娠中は子供の分と2人分食べなきゃ!なんてよく言いますが、それは間違いで、いまどきの妊娠では子供を妊娠して増えても良いとされる体重はせいぜい8キロ程度です。
出産時の子供の体重が3キロ程度で胎盤その他もろもろをあわせても、それ以上太るということは、太りすぎということになり、食事制限が課せられます。とはいえ、頭ではわかっていても恐ろしい食欲が襲ってくるのが妊娠。
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ましてや妊娠糖尿病の症状があるとなり、食事療法を余儀なくされると計り知れないストレスがたまります。けれども、ストレスは色んな意味でマイナスになります。できるだけストレスをためないような方法で食事療法に取り組まなければなりません。
それでも自分でコントロールすることができなくなった場合、出産前に入院して食事療法しなければならないケースもあります。また、産院で食事療法のレシピなどを指導してくれるところもあるので、ぜひ活用しましょう。
全妊娠の約15%も流産する確率があるんです。そのほとんどが妊娠初期に起こっています。
流産
案外経験者が多いと思います。私も切迫流産を経験しました。私の切迫流産体験談も書いています。
切迫流産
妊娠22週以降に早産しそうなことを言います。これも私は経験しました。
切迫早産
妊娠中期以降に、陣痛(子宮収縮)を伴うことなく、この子宮頚管が開き子宮口が開いてしまう病気です。
子宮頚管無力症
妊娠22週〜 36週で出産することを言います。全出産の5%ほどで起こると言われています。
早産
つわりの症状が悪化して、日常生活を送れない程の病的な状態を言います。全妊婦さんの1%程度で起こると言われています。
妊娠悪阻
妊娠中に出血するとビックリしますよね。なぜ出血するのか、どうしたらよいのかを妊娠週数を追って考えてみましょう。
出血
赤ちゃんがママのお腹の中で、なかなか大きくならない状態です。私も経験しました。子宮内胎児発育遅延体験談も書きます。
子宮内胎児発育遅延
胎盤の位置が通常よりも低く、胎盤が子宮の入り口に被さり、ふたをしてしまっていることを前置胎盤といいます。
前置胎盤
症状が出やすいのは妊娠8ヶ月以降の後期で、約1割程度の妊婦さんが発症します。
高血圧症候群(妊娠中毒症)
出産時までに逆子が直らない人は5%程度と少数です。ほとんどの人は出産のときには逆子は直っているんですよ。
逆子
出産時までに逆子が直らない人は5%程度と少数です。ほとんどの人は出産のときには逆子は直っているんですよ。
妊娠糖尿病
胎児を包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が外へ流れ出ることを言います。陣痛より先に破水する場合を前期破水といいます。
破水
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