ハッピー妊娠&育児ライフ > 産後について >
赤ちゃんの検査・診察
産まれたばかりのとっても可愛い赤ちゃん♪入院中はどんな検査・診察を受けるの?入院中の約一週間は、生まれたばかりの赤ちゃんが、自分で呼吸し、自分のカでお乳を吸う生活へと、大きな変化に順応していくたいせつな時期です。
赤ちゃんも、毎日の診察に加え、黄疸の検査、先天性代謝異常の検査などが行われます。
産後の母乳量アップ!ハーブティーを飲んで目指せ完全母乳♪
■産まれたばかりの赤ちゃん
生まれたばかりの赤ちゃんはまずママやパパと対面した後、身長、体重、頭囲などを計測します。それからすぐに全身のチェックが行われます。
■K2シロップ投与
ミルクと比較して母乳中にはビタミンKが不足しており、これが少ないと何千人に一人の割合ですが生後3週間から2ヵ月の赤ちゃんに出血傾向、特に頭蓋内出血の原因になることが知られています。
この出血の発症を予防するために入院中に2回(お産当日と退院前)、K2シロップというものを飲みます。また、1ヶ月検診の時もK2シロップを飲みます。 ■聴力検査
聴力は赤ちゃんが言葉を習得、発達させるためにとても大切です。聴力検査は入院中赤ちゃんが寝ている間に簡単にできるので、赤ちゃんへの負担もありません。 だいたいの産婦人科で行っているとは思いますが、希望制の場合はぜひ行って下さい。(有料の産院もあります)
■黄疸の検査
黄疸とは簡単に言うと、赤ちゃんのお肌が黄色くなります。9割近くの赤ちゃんが、生後5~7日目をピークに黄色くなりますので、これは病気ではなく、赤ちゃんの生理からすると、起こって当たり前のことです。 足裏から採血を行い、黄疸チェックを行います。治療が必要な場合には光線療法を行います。
泣いて寝てくれない新生児赤ちゃんもスヤスヤねんね♪
出生後呼吸を始めると、胎児期のたくさんの赤血球がこわされ、大人と同じ赤血球におきかわっていきます。このときビリルビンという黄色い色素が血中にふえて、皮膚や白目の部分が黄色くみえてくる生理的黄疸がおこります。 黄疸は生後3~4日が最も強く、7~10日で自然になくなります。黄疸が原因で退院が少し遅れてしまう赤ちゃんもいます。 ■先天性代謝異常等検査
生後4~6日目(生まれた日を0日と数えます)に赤ちゃんの足の裏から少量の血液をとって検査します。検査結果は、再検査や精密検査が必要でない場合1ヶ月検診の時にもらえます。
再検査や精密検査が必要な場合は産婦人科から連絡があると思いますので早急に受けて下さい。
生まれつき体の中の栄養素を代謝するしくみや、ホルモンを作るしくみに異常があり、意識障害やけいれんなどの症状を引き起こし、知能障害などを残すことがある代謝疾患と内分泌疾患を早期発見するために行う検査です。
先天性代謝異常等検査を受けて早期発見ができれば、食事療法や薬剤の投与等の治療により、病気の発症や重症化予防が可能です。 ■体重チェック
赤ちゃんの体重は毎日チェックされます。赤ちゃんの体は機能すべてが未熟ですが、順調に育っているか、一つの目安になるのが体重です。 赤ちゃんの体重はどんどん増えるものと思われがちですが、生後4~5日で、うんちやおしっこ、汗などの排泄物が出ることにより、約1割の体重が減ります。これは「生理的体重減少」と言いい、普通のことです。赤ちゃんの体重が3kgだとすると、約300gは減ります。これは10日前後で回復するので心配はありません。 あまりにも体重が減り続けたりする場合はミルクを足すように言われることもあるでしょう。私のひとりめの子は元々小さく産まれたのですが、その後も体重がなかなか増えず、一週間ほど延長入院をしました。 その時はかなり心配しましたが、生後半年ほどで周りの子と同じくらいまで大きくなりましたよ!
|